沖縄では夏から秋の時期、民家の庭先でよくみるこの可愛いお花達!!
ゼフィランサスという多年草です。宮古島でよく見かけるのは、ピンクと黄色の2種類ではないでしょうか。
今日は沖縄の夏に、民家の庭先に一斉に咲き、私達の目を楽しませてくれるこのお花達をご紹介致します♡

「ゼフィランサス」とは、ヒガンバナ科タマスダレ属の植物の総称です。
もう本当に可愛すぎるお花で、集合して咲いてると圧巻です♡
梅雨明けや雨の後に良く咲くことから、別名「レインリリー」とも呼ばれております。
科名:ヒガンバナ科
属名:タマスダレ属
学名:Zephyranthes
※ギリシャ語の zephyros(ゼピュロス/西風)+ anthos(アントス/花)
原産:アメリカ
別名:レインリリー
分類:球根植物・多年草
開花時期:(春咲き種)5月~6月/(秋咲き種)7月~10月
花言葉:汚れなき愛・純白の愛/期待・便り
ゼフィランサス ロゼア

西インド諸島・グアテマラなどが原産で、寒さには比較的弱いタイプです。
ゼフィランサス カリナタ(サフランモドキ)よりもやや濃いピンク色の花。
ゼフィランサス シトリナ/キバナサフランモドキ

ガイアナ(南アメリカ)・トリニダード島(カリブ)原産で、こちらも寒さには弱いタイプ。
7月から9月が一番よく咲きます。よく結実するので、種からでも簡単に増やすことが出来ますよ。

ゼフィランサスの育て方
ゼフィランサスは球根植物ですので、球根を分球して増やすか、種で増やすことが出来ます。
ですが、ピンクのロゼアはあまり種が出来ず、それに比べシトリナは本当によく種が出来ますので、品種に合わせた増やし方がよいでしょう。
日当たり/環境/水やり/肥料
<日当たり>
半日陰でも育ちますが、出来れば日当たりが良好な環境の方がよく育ちますよ。
<水やり>
レインリリーと呼ばれように雨が降った後によく咲くことからも、水はけがよい場所で、乾いたらたっぷりめにあげましょう。
◎生育期の水切れには要注意です!
<植え方>
プランターや鉢で育てる場合、密植えした方が咲いた時に綺麗ですので、数年(3-5年)は植え替えしなくても大丈夫ですが、あまりにも球根がいっぱいになってきたら花付きが悪くなりますので、その際は分球して植え替えましょう。
<肥料>
肥料は花が咲く前の春先と、咲き終わった秋頃に緩効性肥料をあげると良いです◎
有毒
花はとっても可愛くキレイなのですが、ヒガンバナ科は全草にアルカロイドの一種で有毒のリコリンを含むので、ニラやノビルなどと間違わない様にお気をつけ下さい!
最後に
気になる病害虫も少なく、育てやすい初心者向けのお花です!
花壇に一斉に咲いた姿は本当に見応えがあり、おススメのお花ですので、ぜひ植えてみて下さいね♪