沖縄は1年を通して平均気温23度。
人にとっても植物にとっても過ごしやすく、成長しやすい気候・環境ということは言うまでもなく。
植物の成長は凄まじいものです。
今日は沖縄・宮古島で庭で見つけ次第、排除すべき雑草3選をご紹介致します!
先日、庭に植えてはいけないお花3選をご紹介致しましたが、今日は雑草3選です。
本当に手強い相手ですので、間違っても放置してはいけません!
見つけ次第、速攻排除致しましょう!!
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沖縄・宮古島で庭に植えてはいけないお花3選!
来間島に引っ越して間もない頃、愛犬の散歩をしながら畑の脇や道端に咲いている可愛いお花を数本抜いてきては、庭に植えておりました。 ですが数年経ち、このお花達に庭が侵食されつつあります…。 今日は、自分の ...
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ムツウサ(タチアワユキセンダングサ)

宮古島では道端、畑、公園、駐車場…もう至るところで見かけるこの雑草、
ミャークフツ(宮古島方言)で
「ムツウサ」
「ムツーサ」、
正式名を「タチアワユキセンダングサ」と言います。
また沖縄では一般的に、種に棘があって服などに刺さるので「サシグサ」もと呼ばれております。
この種が本当に厄介で服に着いたら取るのに大変!


外来生物法によって要注意外来生物に指定され、日本の侵略的外来種ワースト100にも選ばれておりますこの植物。
畑や庭などでは絶対繁殖させてはいけませぬが、10数年前よりこの憎まれ雑草に、抗炎症・抗酸化・抗アレルギー作用をはじめとする、さまざまな健康・美容効果があることが明らかになり、「宮古ビデンス・ピローサ®」として健康茶や化粧品として商品化されるようになりました。
お茶はクセもなくとっても飲みやすいので、健康茶としてオススメです♡
抗アレルギー作用があるので、花粉症にお悩みの方は一度ぜひお試しくださいね!
科名:キク科
属名:センダングサ属
学名:Bidens pilosa var. radiata
原産:熱帯アメリカ
分類:多年草
漢字:立泡雪栴檀草
方言名:ムツウサ/サシグサ/マヅムンパイ(多良間島)
開花時期:通年
花言葉:調和・忍耐力
ギンネム

ギンネムは中南米原産で、熱帯・亜熱帯地域のアルカリ土壌に繁殖している落葉低木の植物です。
この宮古島もサンゴで出来たアルカリ土壌のため、ギンネムの繁殖地としては最適なのです…。
ギンネムの何が厄介かと言うと、繁殖力もそうですが、根が直根のため非常に抜きづらく、草丈10㎝にもなったらもう大変です!もし庭先で見かけたら、3cm以内のうちに要排除ですよ~!!(笑)
葉は合歓(ネム)の木と同様、夜になると葉を合わせて眠るように閉じるのが特徴的です。
科名:マメ科
属名:ギンゴウカン属
学名:Leucaena leucocephala
原産:中南米
分類:落葉低木
別名:ギンゴウカン(銀合歓)
方言名:ニブイギ
開花時期:通年
花言葉:胸のたかなり・歓喜
花は白いボンボリのようで可愛らしいのですが、決して自宅の庭に植えてはいけない雑草の一つなので、お気をつけ下さいね!


オヒシバ・メヒシバ

日本では本州以南に見られ、畑や道路脇、空き地など至るところで見られるザ・雑草の代表とも言えるイネ科の植物。
オヒシバの方がメヒシバに比べ逞しく、別名をチカラグサとも言うほどで、大きく成長してからでは根が張って抜くのに一苦労です。
科名:イネ科
属名:オヒシバ属/メヒシバ属
分類:一年生草本
漢字:雄日芝/雌日芝

最後に
他にも雑草はもちろんたくさんあり、年中常夏の宮古島では、毎日雑草との格闘と言っても過言ではないくらいですが、本日ご紹介した3つの植物は、本当に厄介なので…見つけ次第直ちに排除しましょう!
時間が経てば経つほど、根が頑丈に張り出し、除草するのが本当に大変になります。
雑草畑にしないコツは、一気にやっつけようとせず、毎日少しずつでも、出来るだけこまめに小さい芽のうちに摘み取ることです!
そして、早めの内に雑草よりも花木を大きく成長させ、雑草が成長するすき間を花で埋めることです~!
ま、それでも雑草は生えてはきますが。終わりなき闘い・・・(笑