沖縄に旅行に来る目的は、エメラルドブルーに輝く青い海を眺めたいから。ただ波音に身を委ね、太陽の光を受け光り輝く海を見たいだけ。
それだけで日常の嫌なことも忘れ、心、穏やかになる。
そんな静かな時間を過ごしたいあなたに、今日ご紹介するのが「下地島の17エンド」です!

下地島の17エンドとは?
下地島とは、宮古島本島から伊良部大橋を渡って行ける伊良部島のお隣にある小さな島で、かつてパイロットの訓練養成空港として利用されていた下地島空港が島の半分を占めております。
伊良部島とはほぼほぼ隣接しており、大橋があるわけでもなく小さな橋が架けられているだけでいつ下地島に渡ったのかわからないほど。
そして宮古島本島とはまた違った海色を見せるのが、ここ下地島空港の外周、通称17エンドと呼ばれるスポットです。

エメラルドの海に、水平線彼方まで一直線に伸びるこの桟橋は、航空機の進入経路を示すための進入灯です。残念ながら空港施設になるため、入ることは出来ませんが、この景色は圧巻ですね。
17エンド、名前の由来は?
滑走路には、飛行機の進入方向から、方位を真北から時計回りで1/10にした数値が滑走路識別番号として振られております。
真北を向く滑走路は、360°(0°ではなく)と記し、「滑走路36(Runway Three Six)」、下地島空港の滑走路は170度(南南東)の方位を向いて伸びていることから、「RWY17」、また滑走路の端エンドという意から、この周辺が17エンドと呼ばれるようになりました。
2014年に国内航空会社が訓練施設としての撤退をしてから、タッチアンドゴーが見れなくなりましたが、2019年3月30日に「みやこ下地島空港ターミナル」として生まれ変わります!今のところ定期便としてジェットスターが下地⇔成田で運行する予定です。
間近で飛行機の離発着が見れるようになりますね♪
まだタッチアンドゴーをしていた頃、間近で見れた風景↓↓

17エンドまでの行き方は?
伊良部大橋を渡り、17エンドまでは12Km、車でのんびり走っても20分ほどで着きます。伊良部大橋を渡って一周道路を右回りの方が17エンドまでは近いですが、お好みでどちらから回っても着きますよ!
下地島空港開港に伴い、2019年3月23日より17エンド周辺は、車両通行止めとなってしまいました💦
歩いては行けますので、ご安心を!!
どこまでも続く白い砂浜~17エンドビーチ

満潮の時はビーチがなくなってしまいますので、ビーチでのんびりしたいときは、干潮時に行かれることをお勧めします。
満潮時はこんな感じです↓ビーチがありません💦

秘密のシュノーケルポイント~35エンド
17エンドが方位170°ならば、その滑走路の反対は180度足して350°(北北西)。そしてその端は35エンドと呼ばれる、まだ人も少なく隠れ家的シュノーケルポイントです!
珊瑚エンドとも呼ばれるほど、サンゴが豊かで、シュノーケルには最適です。
※ただ、人が少ないですし、シュノーケルの経験があまりない方は、お隣の中の島ビーチの方がおススメです!!シュノーケルは慣れないとダイビングよりも危険と言われております。波が高い時や、お一人でのシュノーケルなどはお控え下さいね!!
ロマン街道・伊良部島マラソン
この下地島空港の美しい風景を見ながら走る、何とも贅沢なマラソン大会が毎年2月に行われます!!
今年は記念すべき20回目!!
【目的】風景明媚な伊良部島・下地島の自然の醍醐味を満喫しながら楽しく走ることにより、 健康の増進を図り、あわせて地域活性化の推進に寄与することを目的とする。
【日時】2019年2月24日(日)
【開会式】9:00~平成の森公園
【スタート】9:30~平成の森公園
【コース】Aコース(21.1km)、Bコース(13.5km)、Cコース(7.0km)、Dコース(1.6km)
【主催】伊良部地区地域づくり協議会

もう8年も前になりますが、7㎞コース走り、無事に完走!!そよ風を頬に感じながら、青い海を眺めながら走るのは、清々しかったですよ~!今年のエントリー期間は終わってしまいましたが、初心者おすすめのマラソン大会です!!
