まだ目も開いていない生後間もない仔猫が2匹、ビニールに入れられて、雑木林の中に捨てられておりました…。
人間の手で捨てられたのなら、人間の手で育てるしかありませんっ!!
今日は我が家の白猫兄妹の育猫日記を。仔猫を育てる際のご参考になれば…!
※ビニチル:ビニールにいれて捨てられるチルドレン。筆者による造語ですw愛をもってそう呼んでおります。
目次
育猫日記始まりますっ!
子ネコを拾ったら・・・
拾った子ネコの健康状態にもよりますが、ノミやダニがついている場合があるので、元気そうならまずはぬるま湯で体をきれいに洗ってあげましょう。
ぐったりしている、元気がない、などの様子が見られる場合は、すぐに動物病院へ!
また、子ネコは自分で体温調節が出来ないので、ペットボトルにお湯をいれ、ヤケドしないようにタオルでくるむなどして、まずは子ネコの体温をあげてあげましょう。
また、ミルクは人間用の牛乳は×ダメです。ちゃんと子ネコ用ミルクを用意しましょう。
最初のうちはミルクに慣れず、なかなか飲んでくれないので、少量を日に何度も。ミルクの飲み具合によっては2~3時間おき。もちろん夜中も!!
哺乳瓶は毎回煮沸消毒。ミルクのたびに煮沸消毒は大変なので、うちでは常に哺乳瓶3つ常備w
さぁーーーーっ、これから大変な日々が始まりますよぉーーー眠れない日々ーーー💦
毎朝、職場には遅刻ギリギリで上司に怒られるも、こっちは猫育てるので大変なんだよっと心の中で逆ギレw
母は必死なんです!!
1日目~10日目
8/26 ♂145g ♀119g
9/5 ♂254g ♀225g
なんと拾った初日からずっとうんちが出ず、3回も病院に行きましたが、何をしても出ず…💦
なんと便秘期間、10日間!!しかし心配をよそに便秘以外においては元気元気で、ミルクをグビグビ。
<子ネコの排泄>
子ネコの場合生後間もなくは、通常、母猫が子ネコのお尻をなめて刺激してあげることで、排泄ができるのです。
ですので人間が育てる際には、ミルクを飲ませる前に、排泄させてあげることが必要です。
<排泄のさせ方>
お湯でティッシュやコットンを濡らし、お尻をチョンチョンと軽く刺激する。
ウンチが出ないからといって無理にこすったりすると赤くなってしまうので、優しくです!!(ウンチは日に1-2回)
11日目~15日目
9/5 ♂242g ♀216g
9/9 ♂287g ♀273g
2匹とも同じく11日目にしてやっとうんちが出ましたぁぁぁーーー!!
白猫兄妹の初のうんち。もうウンチすら愛しい(笑)
しかし便秘が解消されたと思ったら今度は2匹とも下痢。もう何度病院に行ったことでしょうか…💦
普段は子ネコ用ミルク、ワンラックキャットミルクをあげておりましたが、下痢になってからビフィズス生菌配合というワンラックプレミアムに変えたところ…、
病院から処方された薬のおかげもあるでしょうが、4日目にして下痢もやっと治りましたっ!!
また仔猫にミルクを上げる時がこんなにも早く訪れるとは!本当にこの姿が愛くるしい♡
ワンラックシリーズはお湯に溶けやすいし、子ネコ達もよく飲んでくれるので、おススメです!最初は他の商品を使っていたのですが、溶けにくくダマになってしまいダメでした💦
名前は何にしよう~?
♂は友人が里親になってくれるとのことで、♀は我が家で飼うことに。
我が家の猫の名はゴマ、トクと2匹とも2文字なので、この子も2文字がいいなと思い、どうしようかな~と思いながらきなこの散歩をしていたら、
ふと、「ラン!」と頭にスコーーーンッと名前が降ってきたので、即決で「ランちゃん」となりましたw
ランちゃん、お腹いっぱいで放心の図↓
17日目~23日目
9/11 ♂304g ラン276g
この頃、ミルクは一日に4回、20㏄ずつ、朝、昼、夕、夜と上げておりました。やっと夜中におきてあげなくてもよくなりました💦
ミルクはあげるミルク缶に準じてあげればよいですが、基本飲むだけあげても大丈夫です。
↑まだネズミ感が抜けない…w
拾ってから19日目(生後27日目くらい)、段ボールの中からジャンプして脱走を試みる。これくらいになると、脱走兵と化すので、段ボールは卒業。その後、ケージをお手製しケージの中で育猫。
ミルクイヤイヤ期到来…。
だいたい生後1か月くらいすると、ミルクイヤイヤ期が来ます。もう人間の子供と同じです。何をしたいのか、とにかく哺乳瓶にしがみついてイヤイヤするのです(笑)
イヤイヤ期がきたら、哺乳瓶は卒業の時期なので、子ネコが食べやすいくらいの平皿へ移行です。この時期、ご飯はミルクと併用して離乳食もスタートしますっ!!
もう少し哺乳瓶でミルクを飲む姿を見ていたく、母としては寂しい限り・・・。。。
24日目
9/18 ♂450g ラン397g
シートにおしっこの跡が!!自分で排泄が出来るようになった証拠です。
浅めのトイレを用意。2匹とも教えなくてもトイレでキチンと排泄できるようになるのです。
この頃は離乳食にミルクを振りかけ、少しお湯でミルクを溶いてあげてます。まだ、上手に食べれないので、お皿に手を突っ込んで、夢中で食べる図↑
ご飯の後、毎回子ネコ達も何もかもがベトベト。毎回お風呂。母はクタクタ…(笑)
子ネコは生後1か月までは、人間の約12倍の早さで成長すると言われております。最初はネズミと見間違うほどでしたが、立派に成長しております。
やっと猫っぽくなってきました↑↑
30日目~
この頃から、少しずつ子ネコ用のドライフードをお湯でふやかして、離乳食+ミルクと混ぜてあげていきます。
そして、徐々にふやかし具合を調整していき、1週間もするとドライのままカリカリを食べれるようになっていきます。
ドライデビューできたら、やっと子育てにも一段落。ふぅーーーっ。
結局2匹とも…
友人が里親になってくれると言っていたオス猫も、諸事情で引き取ってもらうことができなくなり、そうなると私も手塩にかけ育てたオス猫だけ手放すわけにはいかずw
結局、2匹とも無事にわが子になりました♡
こうやって我が家は猫屋敷と化していくのだな・・・(笑)
オス猫はTao(タオ)君となりました。やはり2文字w
当ブログのファビコンは、イケメンとなったTao君(右)です!!
↑↑2匹とも今ではすっかり美男美女の立派な成猫になりました♡
夜中も数時間おきに起きては排泄させミルクをあげ、便秘だ下痢だと病院に何度も行き、もし万が一のことがあっては…とその度に泣きそうになりながら…、正直子ネコ育てるのは本当に大変でした。
ですが、大変なのも1ヵ月だけです。
この1ヵ月を何とか乗り切れば・・・!!
凄まじい破壊力の可愛さで、飼い主のあなたを癒してくれることをお約束致します♡
毎日毎日、可愛くて可愛くて、日々可愛さが増していく…。。。
LOVE♡
最後に
生きている動物を、ビニールに入れて、雑木林の中にポイッ。
なぜ、そんなことが出来るのか。
理解はできないし、どんな理由があろうとも理解したいとも思わない。
残念な人だ。
ただただそう思うしかない。
そこに怒りは向けない。無駄なエネルギーは使わない主義ですw
この子達が最大限に幸せになれるように、愛情たっぷり育てるだけです♡
宮古島での動物保護活動
宮古島では、いまだに犬や猫の放し飼いが後を絶たず、毎日のように保健所に犬猫が収容される現状があります。
そんな現状を何とかしたいと立ち上がり、本格的にここ宮古島で動物の保護活動をしている素敵な方がおります!!
ぜひぜひ、あなたにも何かできることがあるはずです。