宮古島で昔より雨乞いの踊りとして踊り継がれ、五穀豊穣、豊年の願いが込められた踊り。それがクイチャー。
今日はそんな宮古島の伝統芸能「クイチャー」をご紹介致します♪
クイチャーとは?!
クイチャーとは宮古島に伝わる伝統的な踊りのことで、「クイ」とは声、「チャー」は合わせるという意味で、内地の盆踊りのように皆で円になり、「ニノヨイサッサ」という掛け声をかけながら、手を振り、手を打ち、「声を合わせて」踊ります。
クイチャーは方言同様、各部落によって違いがあり、荷川取(にかどり)のクイチャーと砂川(うるか)のクイチャーは市指定の無形民俗文化財に指定されております。
神々への祈りから
「クイチャー・プドウィ」のクイは「声」、チャーは「合わす」、プドウイは「踊り」の意と解されています。
性別、年齢等に関係なく、誰でも踊れる、宮古地域を代表する民俗芸能ー集団舞踏です。
通常は誰からともなく、手拍子を打ちながら歌い出し、次第に円障をつくりつつ、両手を上下に振リ、大地を踏みしめて飛び、跳ねる。
初めはゆるやかに、次第に激しく、リズミカルであると同時に、ダイナミックなくり返しの中で、埃を舞い上げ、雲を呼ぶというところから、クイチャーは雨乞い祈願に始まるとされ、クイを神に「乞う」と解する向きもあリます。
時代が下って、若い男女の娯楽に転じたとき、夜を徹して歌い、踊り明かした、と伝えられています。
仲宗根 将二 クイチャーフェスティバル公式HPより引用
宮古島の民謡居酒屋などでは最後に皆でクイチャーを踊るのが一般的です!
簡単な踊りですので、観光にいらした際には、ぜひクイチャーを踊ってみて下さいね♪
【2019年】第18回クイチャーフェスティバル開催!!
<開催日>2019年11月09日(土)
<時間>開場17:00 開演17:30
<開催場所>JTAドーム宮古島(宮古空港より車で3分、徒歩10分)
<駐車場>有(※限りがあるので乗り合わせでお越し下さい)
<飲食>ドーム内のベンチ席以外は飲食禁止となっております。飲食は会場の外でお願いします。
<入場料>
ベンチ席:1,500円(飲食可)
芝生席:1,000円(飲食不可)
※中学生以下は芝生席のみ無料
<チケット販売>TUTAYA宮古島(TEL:0980-72-3680)
<公式HP>http://kuifes.com/
<お問合せ>TEL:080-7536-0630(実行委員長 前里) FAX:0980-72-8500
<Email>9191miyako@gmail.com
<主催>クイチャーフェスティバル実行委員会
<出場団体>
- 多良間文化協会
- 漲水クイチャー保存会
- 比嘉民族芸能保存会
- 宮国民族芸能保存会
- 夢ステージ
- 宮古高校軽音部
- 新羅withぶどぅれサンガ
- んきゃーんじゅく
<みるく世ぬクイチャー踊り隊>
- 福嶺小学校
- 伊良部こども園
- いけむら保育園
- 西城保育所
<賛助出演>
- あしび芸能座
- 前里博美琉舞連場
<ゲスト>
下地暁 http://www.shimojisatoru.jp/
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