そろそろ愛犬のシャンプーをしてあげないとなーーと思い、ブラッシングをしていたら、お尻周りの毛に何やらゴミらしきものがいっぱいついており、何の汚れかな~と思って皮膚をよくよく見てみたら・・・
何と!!お尻付近の皮膚が黒いかさぶただらけに!!

もう速攻で動物病院へ連れて行きました。
その結果、犬にはよくある膿皮症(のうひしょう)とのこと。すぐに薬を処方してもらい、おかげ様で無事に完治致しました!
今日は、実体験から犬の膿皮症の症状、原因、治療法についてご紹介致します。
目次
膿皮症(のうひしょう)とは?
人をはじめ動物の身体の内部や皮膚には常に菌が存在しております。
菌と言ってもすべてが悪いわけではなく、善玉と悪玉があるのはご存じの方も多いと思います。
犬の膿皮症の原因は、常在菌の一つである「ブドウ球菌」が、何らかの理由で異常に増殖しておきる、犬の皮膚病の中では最もよくある病気で、猫ではほとんど見られません。
膿皮症の主な症状
- 痒み
- 湿疹
- 脱毛
- 皮膚に赤みが出る
- ニキビのような膿胞
ワンちゃんが気になって患部を舐め過ぎたりすると、悪化し膿瘍・発熱など重症になる場合があります。
膿皮症が見られる場所
膿皮症は全身のどこの箇所でもおこる可能性はありますが主に、
- 顔まわり
- 脇
- お腹まわり
- 指の間 などが多く見られます。
うちの子は、お尻回りの部分的に発症しておりました💦
炎症箇所によって、
- 表在性膿皮症(表皮で炎症が起こる)
- 深在性膿皮症(真皮や皮下組織で炎症が起こる)
に分けられます。
膿皮症の原因は?
犬に多く見られる理由としては、犬の皮膚が人より薄く(人間の1/3~1/6ほど)、皮膚pHが弱アルカリ性のため、細菌が増殖しやすい環境であります。
<内的要因>
- 免疫機能の低下や異常
- 皮膚のバリア機能の破壊
- アレルギー性皮膚炎
- アトピー性皮膚炎
<外的要因>
誤ったスキンケア(シャンプーのし過ぎ、シャンプー後の自然乾燥)
など様々な要因があげられます。
膿皮症の治療法は?
軽度・初期の場合は、抗生物質の投与で様子を見ます。
抗生物質は治ったからといって自己判断で投薬を中止しないように、獣医師の指示に従いましょう。
また、併用で薬用シャンプーや消毒薬の薬浴などがあります。
いずれにしても自己判断はせず、早めに動物病院で獣医師に診てもらいましょうね。
気になる治療費は?
病院によって多少の違いはあると思いますので、ご参考程度に。
1回目・・・診察代、皮膚検査、内服薬(セファクリア30㎎7日分)=5,200円
2回目・・・診察代、 内服薬(セファクリア30㎎7日分) =4,000円
でした。ペット保険に入ってないと、毎回諭吉がパタパタと飛んでいきます…w
膿皮症の予防法は?
- 高温多湿を避ける
- 免疫力が低下しないように気を付ける
- ノミやダニ、フィラリアの予防をしっかりとする
- 良質なドッグフードを選ぶ
- 定期的にブラッシングをして、肌の状態まできちんと確認する
【犬のシャンプーについて】
- シャンプーをし過ぎないように、1~2か月に1度
- シャンプーの洗い残しがないようにしっかりとすすぐ
- シャンプー後は自然乾燥ではなく、きちんと毛の根本からドライヤーで乾かす
- シャンプー剤は犬の肌に優しいものを。
おススメの犬用シャンプーのご紹介
ピョダームS犬用シャンプー(PyodermS)
ピョダームS犬用シャンプーは、細菌や真菌が原因による膿皮症を改善するための犬用抗菌シャンプーです。 クロルヘキシジンを有効成分として配合。

効果
膿皮症、マラセチア属真菌、ミクロスポルム属真菌、トリコフィトン属真菌、スタフィロコッカス・インターメディウス、緑膿菌に有効
ネットでの口コミがよく、今回購入してみたのですが、洗い心地もよくもちろん内服薬の効果もあるとは思いますが、おかげ様で無事に完治!!
おススメのシャンプーです!
ピョダームS犬用シャンプー(PyodermS)ハッピーピーター オーガニックホホバとティーツリー犬用シャンプー
普段のシャンプーに、オーガニックの優しい成分で安心して使用できます。
泡切れもよく、香りも自然の香りできつくなく、愛犬にも飼い主にも使い心地がGood!!
-
-
愛犬をフィラリア症から守るたった1つのこと!
年中温暖な気候のここ宮古島。 南国好きにはたまらない島ですが、年中暖かいということは、年中蚊が飛んでおり…💦愛犬にとっては、実は命に関わる病気に繋がるのです!! 今日は、蚊によって媒介 ...
続きを見る
無事に膿皮症も完治し、まどろみ中の我が愛犬♡
♡可愛すぎるっ♡
