こんにちは!
もう4月になろうとしていますが、ここ宮古島は3月後半から肌寒い日が続いてますね…。
夏が待ち遠しい。
ですが、花木達には待ちに待った春。一斉に綺麗な花を咲かせています。
今日は、この時期に花をつけるシークヮーサーについてご紹介します。
南国ならではの甘い香りがどこからともなく漂い、散歩道を華やかにしてくれています。
このシークヮーサー、果実は3~4cmと小ぶりな果実ですが、
小さな実に驚くべき成分がギッシリです!!
シークヮーサー
学名:Citrus depressa
和名:ヒラミレモン
科属:ミカン科ミカン属
分布:琉球列島、台湾
花言葉:優雅
沖縄方言:シー(酸・酢)、クヮーサー(食わせる、加える)という意味。
生薬名:陳皮(ちんぴ・熟した果皮)、橘核(きっかく・種子)、
橘葉(きつよう・葉)、青皮(せいひ・成熟前の果皮)
花は白くて可愛らしい小花で、ミカン科独特の甘い香りがし、
葉っぱはちぎると柑橘系のさわやかな香りがします。
育て方
土壌はph5.5-6.5が適し、排水性が良く、明るい場所を好みます。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりとあげて下さい。
肥料は柑橘用肥料(ミカン専用1号など)があれば最もよいが、
果実用に適してる肥料などでもよい。
病害虫:かいよう病、そうか病、ミカンハモグリガによる食害、ダニ類
収穫:8-10月(青切り用)、12-2月(フルーツ用)
食べ方
沖縄では、果実をレモンの代わりとして、料理、飲み物、色々なものに使います。
刺身や肉、ドレッシング、泡盛、ビール、もう何にでも絞って入れますw
種が多いのが難点ですが、酢の代用になりますので、料理がさっぱりとしますよ!
成分
ビタミンC、クエン酸、フラボノイドの一種ノビレチン
ノビレチンとは?
シークヮーサーの成分の中で、今一番注目されているのは、
フラボノイドの一種「ノビレチン」という成分です。
主な効能としては、
- 血糖値の上昇を抑制、高血圧を予防
- 発がん性物質の抑制
- アレルギー・炎症抑制
- アルツハイマー型認知症予防…など多岐に渡ります。
その他、ビタミンC、クエン酸も豊富で、美容効果、疲労回復にも効果が期待できます。