6月23日は、沖縄県民にとって、とても大切な一日です。
沖縄慰霊の日。
沖縄戦で犠牲となった20万人以上の御霊を悼み、追悼するため、沖縄県の条例で「慰霊の日」と定められた日であります。※沖縄県では公休日となります。
沖縄県慰霊の日を定める条例
第1条 我が県が、第二次世界大戦において多くの尊い生命、財産及び文化的遺産を失つた冷厳な歴史的事実にかんがみ、これを厳粛に受けとめ、戦争による惨禍が再び起こることのないよう、人類普遍の願いである恒久の平和を希求するとともに戦没者の霊を慰めるため、慰霊の日を定める。
沖縄全戦没者追悼式
毎年この日は、沖縄県糸満市にある平和祈念公園で、戦没者の方を追悼するための式典が行われます。
日時:6月23日(土) ※2018年は午前11時50分~午後0時40分でした。
場所:平和祈念公園(沖縄県糸満市摩文仁550)
※当日、公園内は車両規制があり一般車両は入れません。県庁発の無料シャトルバス、タクシーなど公共交通機関をご利用下さい。
宮古島市全戦没者追悼式及び平和祈念式
ここ宮古島市でも同じように追悼式が行われます。
場所:マティダ市民劇場 ※入場無料
お問合せ:宮古島市 福祉政策課 ☎0980-72-3751(代表)
沖縄戦とは?
沖縄戦。
太平洋戦争末期、1945(昭和20)年3月に、米軍が慶良間諸島に上陸し、その後4月よりアメリカ・イギリス連合国軍と日本軍との間で、3カ月にも及んだ地上戦のこと。そして、日米両軍、また沖縄の民間人9万4千人以上を合わせ20万人以上が亡くなった戦い。
沖縄本島に司令部をおいた大日本帝国陸軍、第32軍の牛島満司令官と長勇参謀長が自決した6月23日が、沖縄戦の組織的戦闘が終結した日と言われております。
戦争とは・・・いったい・・・何なのか。
私が沖縄戦の何を伝えたらいいのか正直分からないでおります。当時を生きていたわけではなく、当時の悲惨な現状を目の当たりにしたわけではない私に、いったい何が語れるのであろうか。
安易に薄っぺらな情報をブログに載せるはやめようと思います。
沖縄戦の発端?原因?太平洋戦争?第二次世界大戦?アメリカ?イギリス?ドイツ?日本?誰が?何のために?どうして?なぜ?
疑問と怒りと悲しみと絶望と・・・。
日本人として、日本側からしか見えてない気もした。
この沖縄戦で多くの尊い命が失われた。沖縄戦だけではなく、今まで地球上で行われた愚かな戦争そのもので、いつも尊い命が不条理に奪われ、豊かな自然が壊される。
それだけが事実ではないのであろうか。
6月23日、この日を慰霊の日として、一人でも多くの方が戦争で犠牲になった全ての人々に祈りを捧げて頂けたらと思います。
最後に
昔、ひめゆり学徒隊の方で、命からがら助かった方のお話を伺ったことがあります。
「どんなに時が流れ、昨日の食べたご飯は思い出せなくても、あの日々のことは昨日のことのように思い出せる。同じ悲しみ苦しみは繰り返していけない」そう力強くお話して下さっておりました。
まずは家族で、兄弟で、友人同士で争うのはやめませんか。
まずは隣の人と争うのはやめませんか。
小さなことから、出来ることから。