旧暦の1月16日は、沖縄では3回目のお正月。
2023年の十六日祭は2月6日(月)となります。
※沖縄行事は旧暦で行われることが多いため、毎年、新暦になおすと日にちが違ってきますのでご注意を!
沖縄ではこの日を十六日祭(ジュウルクニチ/ジュウルクニチー)と呼び、「あの世(※グソー)の正月」です。家族一同お墓に集まり、先祖供養をする日として、とても大事な日とされております。
※沖縄方言 グソー:後生(ぐしょう)、死後の世界、あの世という意。
冒頭で3回目のお正月と書きましたが、1回目は新暦の1月1日、2回目は旧正月、そして3回目が十六日祭のこと。沖縄には3回もお正月があるんですよ!!
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沖縄にある3回のお正月!
とにかく行事ごとが多い島ここ沖縄ですが、それは年初めから! なんと言ってもお正月が3回もあるのですから!笑 今日は沖縄にある3回のお正月についてご紹介していきます。
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お盆やお正月に帰省できなくとも、十六日祭には必ず帰省する方が多いほど、沖縄、特に宮古島や八重山地方では重要な一日となっております。
沖縄の田舎を観光していると、畑の中に突如現れる大きなおうちとも思われるコンクリートの建物が目に入ると思います。初めて見る方は驚かれるでしょうが、お墓です。
内地でお墓参りと言えば、五供をお供えし静かな気持ちで手を合わせる、というのが一般的ですが、沖縄では家族一同お墓に集まり、テントを立てブルーシートを敷き、重箱に詰めた料理を食べ、お酒を飲み、宴会か?と思われるほどです。
沖縄ならではと言った風景ですよね。
十六日祭が平日の場合、学校は午後からお休み、会社やお店等も午後からお休みのところが多いです。
その地に旅行、移住する際は、こう言った行事や歴史を理解することも大事かと思います。
宮古島は行事やお祝い事が非常に多く、十六日祭や旧盆など帰省者が多い日は飛行機チケットも取りづらくなるので、その地域の行事ごとを考えて旅行計画を立てられるのもよいかと思います。
