宮古島のおじぃおばぁは朝、「ぱりに行ってくるさ~」と言って家を出る。
フランスParisのパリではなく、宮古島では、畑のことを「ぱり」と呼ぶ。
まいぱりは、宮古島の下地地区にあり東洋一美しいと称される宮古島を代表するビーチ、与那覇前浜ビーチのすぐ近くにあります。
「まいぱり」の名前の由来は、
この前浜ビーチを宮古島の方言で「まいばま・まいぱま」と呼び、この前浜ビーチに隣接する畑という意が「まいぱり」の由来です。
ちなみに筆者、まいぱりのオープン時に園内のガイドやってましたw!!
今日は、そんな元ガイドがお伝えする宮古の観光スポット・宮古島熱帯果樹園「まいぱり」をご紹介致します!
目次
まいぱりとは?

まいぱりは、宮古空港から7㎞、車で10分ほどの距離に位置する南国植物を楽しめる熱帯果樹園です。
宮古島ならではのお土産や、園内で採れた新鮮なフルーツなどが食べられるカフェもありますよ~♪
元ガイドのおススメは、パイナップルソフト!!美味っ♡

住所:〒906-0305 沖縄県宮古島市下地与那覇1210
営業時間:10時00分~17時00分
定休日:水曜日
TEL:0980-74-7830
公式HP:宮古島熱帯果樹園まいぱり
ジャカランダ、ホウオウボクと合わせて世界三大美花の一つである、カエンボクもありますよ!!
入園料

ビジターセンターのカフェ兼お土産売り場だけの利用でしたら無料♪
外の椅子に座って、潮風にあたりながら、目の前に広がるパイナップル畑を眺めるだけで、癒される。
園内をガイド付きの電動カートOR歩いて散策するには、入園料が必要です。
徒歩でのお散歩コースは、約15分。
【入園料】
大人(中学生以上)700円
小人(小学生):350円
※小学生未満は無料
カートでまわるトロピカルガイドツアー
まいぱりの園内は電動カートに乗りながら、ガイドさんの説明を受けて回ることが出来ます!
オープン当時は植物がまだ十分に育っておらず、お客様に説明するのも一苦労でしたがw、
久しぶりに遊びに行ったら、果樹も花木もワサワサ育っており、植物好きな方にはとっておきの観光スポットです!
パイナップル 大玉のアボカド パンノキ
【トロピカルガイドツアー(入園料込)】

受付時間:10時00分~16時30分
大人:1,400円
小人:700円
1周約25分で、広大な敷地内を見て回れます。カートには雨除けのフードもついてるので、雨の日でも楽しめますよ!
園内には6,000本ものパイナップル畑やマンゴー他、宮古島内でもなかなかみることが出来ない珍しい果樹も多く、中でも私が好きなのが40年前よりあるアレカヤシの群生林!!
アレカヤシの群生林
街路樹のヤシを見るだけで「あぁ~沖縄に来たんだなぁ~っ」て思わせてくれますが、このまいぱりのアレカヤシの群生林は圧巻!見応えたっぷりです♪
【アレカヤシ】
アレカヤシとは、マダガスカル原産のヤシ植物です。
幹は5~15㎝ほどで、観葉植物だと2mほどで手ごろな高さなものをよく見かけますが、原種だとなんと高さ10mほどにもなりかなりの高木です。
科名:ヤシ科
属名:ヤマドリヤシ属(クリサリドカルパス属)
学名:Dypsis lutescens
別名:ヤマドリヤシ
沖縄の天然記念物「宮古馬」もいます!

宮古馬は、沖縄県の天然記念物であり、日本在来馬種8種の内の一つです。
体高は120㎝ほどの小型の馬のため分類はポニー。
とっても可愛らしいお馬さん♡
宮古馬の蹄は大きく硬いため、サンゴ石で出来た道を歩くにも適しており、昔は農耕などに島民の生活を助けていたようです。
お子様限定で引馬体験も出来ます。詳細はお問合せを!
収穫体験
まいぱりの施設内は南国果樹はじめ、施設周辺の畑には季節に合わせて野菜なども栽培されており、収穫体験ができますよ~!
6月、7月は宮古島を代表するマンゴーの収穫体験も出来ますので、旅の特別な記念にいかがですか?
収穫前のマンゴー やむ芋畑
可愛いヤギもいるよ♡
まいぱりの園内には、可愛らしいヤギがたくさんいます♪
産まれたての子ヤギから、長老のような風格を漂わせているヤギもおり、餌やり体験も出来、お子様も喜ぶこと間違いなしっ!
子ヤギの愛くるしいこと♡
本当に可愛いっ!!
最後に
宮古島は雨だと海遊びも出来ず、やることなーーいと思われがちなのですが、そんな時にも南国らしさを感じられる施設です。
前浜ビーチから聞こえる波音に耳を傾けながら、南国フルーツを楽しみ、海だけではない宮古を楽しんでみませんか?
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【ユートピアファーム宮古島】南国の果実マンゴーを食べるならここっ!
南国を代表する果実マンゴー! マンゴー生産量が全国1位の沖縄県の中でも、宮古島が1位を誇っております!年によってやはり豊作、不作の年はありますが、沖縄県全体では毎年2,000トン前後、そのうち宮古島市 ...
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