宮古島の夏は、燦燦と照りつける太陽が眩しく、マリンスポーツをするには絶好のシーズンですが、実は植物にとってはとても厳しい季節で…、夏から秋の台風シーズンが終わり涼しくなってから、いよいよ植物が生き生きとする時期なんです!!
秋を迎え、お庭ではランタナが満開です♪
ランタナとは?
ランタナは、徐々に花色が変化することから別名「七変化(シチヘンゲ)」とも呼ばれるお花です。
別名:七変化(シチヘンゲ)
方言名:クサレギ・ヒチヘンヂ
英名:Lantana
科目:クマツヅラ科
属名:シチヘンゲ属
原産地:南アメリカ
分類:常緑小低木
開花時期:5月~11月 ※沖縄で周年咲きます!
花言葉:厳格、協力、心変わり(※花色が変わっていく様子から)
沖縄には、琉球王朝時代の末期に持ち込まれたと言われております。
花や葉には結構強い匂いがありますが、ハーブ系の匂いで私は好きです♡
凄まじいランタナの繁殖力!!植えてはいけない?!
実はこのランタナ、世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれており、植えてはいけない植物に認定されておりますw
世界の侵略的外来種ワースト100
国際自然保護連合(IUCN)の種の保全委員会が定めた、本来の生育・生息地以外に侵入した外来種の中で、特に生態系や人間活動への影響が大きい生物のリストである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
それくらい生命力・繁殖力が共に凄まじく、街路や畑の中では野生化したランタナをよく見かけます。そして庭に植えた際には、ジワリジワリと庭を侵略していきます・・・💦
ランタナの種にはアレロパシー
ですが、植えてみた感想、そこまでか?という感じですし、随時剪定して整えてあげればいい感じで成長してくれます♡
うちのお庭では、ランタナより、ムツウサ(ムツフサ・アワユキセンダングサ)やギンネム、ヤナギバルイラソウの方がよっぽど頭を悩ませております。。。この子達の方がよっぽどですよーーー💦💦💦
ですので、ランタナは恐れず植えてみて下さいね!!
ランタナの増やし方~挿し木
ランタナは挿し木で簡単に増やすことが出来ます。
ホームセンターに挿し木用の土が売ってますので、初心者の方には挿し木専用の清潔な用土をお勧め致します。私は失敗してもいいや~くらいなので、適当にその辺の庭の土にガンガン挿して増やしましたが、ハイビスカスやブーゲンビレアに比べると発根率はかなり悪かったです・・・💦
ですので、2回目にランタナの挿し木をした際にはロックウールを使用!100%の発根率で、こちらは本当におススメ♪
ランタナの育て方
①日当たりが良いところに植えましょう
多少の半日陰くらいでも育ちますが、やはり日光を好む植物ですので、日当たり良好な場所がよく育ちます。
②水はけのよい土壌で
ランタナの生命力から、どんな土壌でも育ちますが、やはり水はけがよいところの方がおススメです。夏場は表面の土が乾いたらたっぷりのお水をあげ、冬場は乾燥気味で大丈夫。
③肥料はリン酸多めで
ランタナは本当に強いので、私はほとんど肥料あげておりませんが…💦一般的には春と秋の生育期にリン酸多めの肥料をと言われております。
あげ過ぎると、わっさーーと成長してしまうので、少量で大丈夫かと!!w
④病害虫
鉢植えでランタナを育てていた時に、カイガラムシがついていたことがありましたが、庭植えしてから病害虫が気になったことはないくらい、やはりランタナ強し!!
⑤剪定
花が終わったら、随時樹形を整える感じに、思い切って切り戻して大丈夫。結構ばっさり株元までいってもOKです!
通常植物は花が終わったら種をつけますが、種が不要の場合は、花が終わり次第早めに切り戻しをし、種を残すエネルギーを株の成長に回してあげると丈夫な株になっていきます。
ランタナの種子
ランタナの葉や種子には「ランタニン(lantanine)」と呼ばれる毒性分が含まれております。嘔吐や下痢などを引き起こす成分ですので、小さなお子様やペットが誤って口にしないよう、十分にお気をつけ下さい!
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