宮古島とはこんな島!

宮古島の離島・来間島に伝わる民話

来間島の聖地,御嶽

こんにちは!オッコです!

沖縄には様々な神話や民話が伝承されておりますが、今日は宮古島の離島、来間島の島建てにまつわる民話を2つお伝えします!

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<来間島の民話~①兄妹による島建て>

昔、宮古で戦乱が続いていた頃のこと。

下地川満に兄「クチャケ」と妹「テダマツ」という兄妹がいたが、二人は戦の混乱から逃げ惑う中、離れ離れになってしまう。

兄クチャケは、大津波で無人島となった来間島へ泳いで渡り、何とか戦禍から逃げ切った。

クチャケが来間の崖に登って、妹の無事を願いながら、テダマツに見えるようにと火をおこし、煙をあげた。

一方、妹は大嶽という嶺に逃れていたが、南方の来間から立つ煙を見て、「あれは兄に違いない」と思い、来間へ泳いで渡るのであった。

二人は再会を喜び合い、来間島で生活していくことにした。

無人島となった来間で水を探し求めていると、一羽の雀が羽を濡らして飛んでくるのをみつけた。

その雀が飛び立ってきた方へ来てみると、清らかな水が沸き立っており、二人はこの地を永住の地と定め、夫婦の縁を結び、子孫栄えて村を建てたのであった。

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<来間島の民話~②三兄弟による島建て>

兄妹夫婦によりその後、来間島は豊かで栄え、千人原と言われるほど多くの人々が住んでいた。

そして毎年豊年の祭り「ヤーマス」が行われていたが、いつしか人々は怠けて祭りをしなくなったのである…。

豊年祭ヤーマスについてはこちら!

その頃、下地川満に喜佐真按司(キサマアジ、按司:アジ。琉球諸島に存在した称号および位階の一つ)とい豪族が住んでいた。海外と交易もし、富を築いたがなかなか子宝には恵まれなかった。妻とともに一生懸命神に祈ると、その後女の子を授かった。

その娘が美しく成長したある日、屋敷の大きな岩近くで、強い太陽の光が娘に差し込んだ。

その後娘は妊娠し、三年後に三つの卵を産み、その卵から三人の男の子が生まれた。男の子たちはすくすくと育ち、三人とも大飯食らいで、按司たちは食べるものがなくなり困り果てた。

そして来間島なら食べ物があるだろうと、三人の兄弟を来間島へ行かせたが、三人兄弟が来間島に着いてみると、そこに村人の姿はなかった。

村人を求めて村内を探していると、ある一軒家の裏で、大きな鍋が上下に動いているのが見えた。そして兄弟達は、その大きな鍋に隠れて、震えている老婆を見つけたのだ。

その老婆になぜ隠れているのかと尋ねると、その老婆はこう答えた。

「夜ごと赤牛が現れ、村人を一人ずつさらっていくのだ。私の娘もさらわれ、ついには私一人となってしまった。」

この話を聞いた三兄弟は、力を合わせてその赤牛を取り押さえることにした。夜になって恐ろしい赤牛が勢いよく飛び出てきたが、三兄弟は左右横と後ろの三方向から赤牛に襲い掛かり、難なく取り押さえることができた。

だが、この赤牛は神の化身であり、この赤牛が言うことには、

「来間島の島民は神の恩を忘れ、豊年祭をやらなくなった。そのために神が怒り、島民をさらってこらしめているのだ」と。

三兄弟はこの豊年祭ヤーマスを復活することを約束し、神に許しを請うのであった。

神様から返してもらった美しい娘は老婆の娘で、三兄弟の長男はこの娘を嫁にもらい、来間島を三分割し、長男はスムリャー、次男はウプヤー、三男はヤーマシャーというプナカを作り、毎年豊年祭を行い、その後、来間島は栄えるようになったと言われている。

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