台風にも負けず、ついにサクラランが庭のあちらこちらで咲き始めました!!
皆さん、サクラランというお花をご存じでしょうか。
私が初めて見た時、まるで蠟細工のようなこの花姿に、とても自然のものとは思えず、心底感動したのを今でも覚えております~!
本日は私が愛してやまないお花、サクラランをご紹介致します♪
サクラランとは?
葉は品種によってそれぞれありますが、一般的にはランのような葉で、花が桜のようなピンク色をしていることから、和名では「サクララン(桜蘭)」と名付けられたと言われております。
科名:ガガイモ科(キョウチクトウ科)
属名:サクララン属(ホヤ属)
学名:Hoya carnosa
原産:マダカスカル、太平洋諸島、オーストラリア
分類:蔓性常緑多年草
開花時期:5月~10月(沖縄環境で)
花言葉:人生の出発、同感、満足
学名の「Hoya(ホヤ)」はイギリスの園芸家 Thomas Hoy への献名で、「carnosa(カルノーサ)」は「肉質の」という意味があり、お店などでの販売名は「ホヤ」と売られている方が多いです。
サクラランの種類は?
ホヤの種類は世界には200~500種類あると言われ、葉に斑が入るものや、ハート型の葉をしているものなど、楽しみ方は花だけではありません。
サクラランの育て方
沖縄ではほぼ日陰になるようなところで見かけることが多いですが、一般的には半日陰がよいされています。
また、冬など日差しが柔らかいときは、日光に当ててあげた方が花付きが良くなります。
先日、うちのサクラランは台風で日陰を作っていたブーゲンビリアの枝がぽっきりと折れてしまい、9月と言えここは南国、宮古島。
まだまだ30度前後の気候で日差しも強く、日陰がなくなってしまい、せっかく大きく育っていた葉がほとんど葉焼けして無残な姿になってしまいました(泣)
しかし、最後の力を振り絞るかのように花はしっかりと咲いてくれ、感動!!
サクラランは過湿を嫌うので、水苔単体や水はけのよい用土(鹿沼土・粒状パーライト・ピートモスを同量)などが適しています。
過湿は嫌いますが、葉水は好むので、水浴びはさせてあげます。
鉢に水を上げるときは、表面がしっかりと乾いているのを確認し、鉢底からしっかりと水が流れるのを確認するまであげます。
沖縄の夏場でも毎日は上げなくても大丈夫です。とにかく水のあげすぎは要注意!!
サクラランは、蔓が1m以上になると花が咲くのですが、一度花をつけると、毎年同じ場所から咲くので、蔓は切らないようにします。
しかし、葉が混みあって風通しが悪くなると病害虫の発生原因にもなるので、花が終わった頃に剪定をします。
また、鉢が小さいとすぐに根鉢になってしまい花付きも悪くなりますので、2‐3年に1度は植え替えをします。
サクラランの増やし方
サクラランは挿し木で割と簡単に増やすことが出来ます!
剪定の際に2‐3節で切って、水苔や排水性のよい用土に植え付け日陰で管理すると、1か月ほどで発根してきますので、ぜひチャレンジしてみて下さいね!

蔓が長いものが手に入ったら支柱を立て管理します。
先でも伝えたように、サクラランが花を咲かせる条件の一つは、蔓の長さ。
経験上、最低でも蔓長さは1m以上ないと絶対に咲きませんので、蔓が長ければ長いほど、早く花が咲きますよ!!