9月の台風シーズンを終え、台風の強風と潮風に耐えながら、庭の植物達は力強く復活を果たし、台風直後の枯れ枯れを忘れるくらい、生き生きと生長しております!
今日は、そんな中、私が近所のおばぁ宅で一目ぼれしたお花、「バルレリア レペンス」が最近お花を咲かせ始めておりますので、ご紹介致します!
バルレリアとは?
バルレリアとはキツネノマゴ科バルレリア属の植物で、双子葉植物シソ目の1科です。
出ました!シソ目!!
シソ目と言えば、鬼の繁殖力。
バジルやミントなどのハーブはじめ、畑や庭を覆いつくすほど繁殖する雑草などもだいたいがシソ目です。
また、属名の「バルレリア」とは、17世紀の植物学者で聖ドミニコ会修道士でもあった仏のJacques Barrelierへの献名だそうです。
バルレリアには、花色が紫色のクリスタータ、黄色のルプリナ、ミカンス、今回ご紹介するレペンスなどがありますが、あまり園芸店などでは見かけないお花です。
お花は5㎝ほどの漏斗形、5裂の唇形花(しんけいか)で、派手さはありませんが、とっても可愛らしいお花なんですよ~!!
唇形花とは?
花の形態を表し、筒状もしくは漏斗形の花びらが上下に分かれるお花のこと
【バルレリア レペンス】基本情報
科名:キツネノマゴ科
属名:バルレリア属
学名:Barleria repens
英名:Small bush violet/ Coral creeper
原産:南アフリカ
種類:常緑低木
樹高:0.5~1m
耐暑性:◎
耐寒性:△(8度以上)
開花時期:10~3月
バルレリアの育て方は?
バルレリアは日当たりと水はけがよい土壌を好み、日陰でも育ちますが花付が悪くなりますので、日が当たるところがよいです。
ただし、沖縄などでは直射日光が強すぎると、葉焼けする場合もあるので、夏場は要注意です。
熱帯地域原産なので、寒さには弱いため、内地で育てる際は鉢植えがよいでしょう。
生育旺盛なので、大きめの鉢が良いです。
鉢植えの場合、生長期には緩効性肥料などを月1程度にあげるとよいですが、沖縄では完全放置でも元気よく育っております!!
バルレリアの増やし方
私は近所のおばぁのおうちから枝を何本か頂き、挿し木をして増やしたのですが、その後は花後に種がよく出来るので、種を播種して増やしております♪
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【バルレリア レペンス】赤い小花が可愛い南アフリカ原産のお花!
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最後に
夏の暑さは、沖縄の植物にとっても過酷な環境のため、10月~5月くらいの間が、お花など綺麗に咲く時期なんですよ。
野菜などを作る農家さんも夏は基本お休みで、9月くらいから冬場の出荷を目指して植え付けなど始められます。
冬の沖縄は海で遊べませんが、お花や果樹、熱帯ならではの植物を楽しむことができますので、植物園などもぜひ足を運んでみて下さいね!
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