色とりどりな花が咲き乱れる南国・ここ沖縄❀
今日はそんな沖縄の中でも「沖縄三大名花」と呼ばれる美しい花々をご紹介致します!沖縄の方でも意外と知らない方が多いのですが、これを機に覚えて下さいね♡
①デイゴ
まず一つ目は、「♬デイゴの花が咲き、風を呼び、嵐が来た~…」(島唄/THE BOOM)でお馴染みのデイゴ。歌詞からも分かる通り、デイゴがよく咲く年は、台風や干ばつといった天災に見舞われる、という昔からの言い伝えがあります。
【デイゴ】
- 科属名:マメ科デイゴ属
- 原産:マレー半島、インド(日本では沖縄が北限)
- 分類:落葉高木(5~10m)
- 開花時期:4月~5月
- 花言葉:夢、生命、活力
昭和42年に沖縄の県花として指定。
【用途】公園や学校、街路樹によく見られる。また幹は軽く柔らかく、乾燥後は収縮、亀裂が生じにくいため、琉球漆器の材料としても使われております。
②サンダンカ
2つ目はサンダンカですが、正式にはサンタンカと言い、中国原産で中国の山丹という地名からつけられたと言われております。
日本には江戸時代中期に渡来し、沖縄でサンダンカ(三段花)と呼ばれ昔から生垣などに使われ、広く親しまれております。1年に3回開花し、花が三段に重なって咲いている様に見えることから沖縄では三段花と呼ばれています。
- 漢字表記:山丹花、※三段花(サンダンカ)
- 科属名:アカネ科イクソラ属(サンタンカ属)
- 原産:中国、マレーシア
- 分類:常緑性低木
- 開花時期:3月~12月
- 花言葉:
また、サンタンカの花弁の先は丸いのですが、サンタンカによく似たベニデマリ(紅手毬)というお花の方が沖縄ではよく見かけます。そして私もつい最近までベニデマリをサンダンカだと思ってました・・・💦
【↓サンタンカ↓】
【↓ベニデマリ↓】
このベニデマリは別名:ベニバナサンタンカ、またはコバノサンタンカと言い、サンタンカのお仲間であることには違いありませんが!
③オオゴチョウ
そして沖縄三大名花、3つ目は!オオゴチョウというお花です。
花姿がまるで蝶のように見えることから名づけられたこのお花。
本当に綺麗です!!
デイゴ、サンダンカに比べ、街路樹や公園などで見かけることが少ないように感じますが、種から簡単に育てることが出来ますよ~!色は他にも黄色やピンクもあります。このオレンジが一番みかけるかな。
- 漢字表記:黄胡蝶(大胡蝶)
- 目科属名:マメ目 ジャケツイバラ科 カエサルピニア属
- 原産:西インド諸島、熱帯アメリカ
- 分類:常緑性小高木(2~5m)
- 開花時期:5月~11月
- 沖縄方言名:アコウテ
- 花言葉:輝く個性、自分らしく生きる
カリブ海に浮かぶ小国バルバドスの国花でもあり、ザ・南国!を思わせる華やかなお花ですが、意外にも棘があるので、お庭に植えた際などは管理にお気を付けください!かなり太くて鋭い棘で、もはや凶器です💦
葉は二回羽状複葉で、花も種も同じマメ目のホウオウボク(鳳凰木)によく似ておりますますが、鳳凰木は高木になりますので、すぐに区別がつくと思います!
最後に
沖縄には、色鮮やかで見ているだけで気持ちが明るくなるお花がたくさんあります!!
デイゴは根が大きくなるとアスファルトやコンクリートもジワジワと押し上げ、「やしきごーさー(屋敷壊さー)」と呼ばれるほどですので、お庭には植えない方が・・・w
ですが、サンダンカ、オオゴチョウは初心者でも簡単に育てることができるので、ぜひお庭に植えてみて下さいね!
他にも沖縄には美しい花木がたくさんありますので、下記もご興味あればどうぞ~♪