北海道から宮古島に移住して、気づけば10年以上が経っておりました。
地元の友人や観光客の方からは、移住できて羨ましい!とよく言われるのですが、楽しかったことばかりではなく、むしろ大変だったことの方が多かった気がします。
せっかく宮古島に移住したのに、住んでみると観光で来た時とは違う、思い描いていたリゾートライフではない!!
なんてことにならない様、これから移住を考えていらっしゃる方が、これだけは予め知っておいた方がよいことを今日はお伝えしていこうかと思います。
1.物件がない!!
2015年に宮古島と伊良部島を繋ぐ伊良部大橋が出来、またここ最近は全国放送でも何度となく宮古島が紹介されるようになり、観光客の方、そして移住者の方も増えてきております。
それに伴いよく聞くのが、物件がない!!ということです。
宮古島、ここに来て小バブル。
マンションがあちこちに出来ているのですが、内覧せずに契約ということが当たり前の様で、各不動産のHPを見ても本当に空き物件がありません!そして家賃もどんどん値上がりしております…。最近じゃ1LDKが10万以上という都内より高いのでは?という現象が起こっております💦
そんな中、何とか住むおうちを決めていらっしゃる方を見ると・・・、
- 何度も通い、地元のコネクションを作る
- 不動産HPは常にチェック!
- 寮付きの仕事を見つける
やはり一番良いのは、地元の方と繋がり、情報を素早くキャッチできる体制を作ることでしょうか。宮古島の方は観光客の方にはとても親切で、友好的です!
移住するには、まずは住むところがないと始まらないですからね。何が何でもとりあえず移住してみたい!という方は、寮付きのお仕事を探されるのが手っ取り早いです。
<寮付きのお仕事>
- リゾートホテルでのお仕事
- 農業
- 居酒屋
- 飲み屋
そして、仕事を探しているときに思うことが…
2.賃金が安い!!
2019年10月3日改正、沖縄の最低賃金「790円」
改正して790円!!
数年前は最低賃金630円とかでしたからだいぶ上がってますが、まだまだ都内のファーストフード店の高校生の方が時給が高いですね…。
どんなに内地でキャリアを積んで、資格等取得したとしても、宮古島の会社で採用となった時に、残念ながら経験や資格等を考慮し給与が決まることは、ほとんどないと思った方がよいです。
宮古島に来て労働をして賃金を得るという選択では、内地での給与の半分から1/3になってしまうことを覚悟して来て下さい!!
ただ、今の時代、稼ぐ=労働だけではないので、思い描いていた宮古島移住生活を十分に満喫するためには、お金を稼ぐということについて、色々とご自身で模索してみて下さいね!
そして、賃金が安いということから、次に移住生活を送る上で感じてくることは、
3.物価が高い!!
田舎なので、物価が安いイメージを持たれている方が多いのですが、ここは本土から海を渡った離島!!
宮古島に並ぶ商品で本土から輸入(異国の地だと思っているのでついついw)輸送されている商品には、当然ながら送料が上乗せされているため、物価は全体的に高いです。
その代表格がもやしです(笑
もやしと言えば、家計お助け野菜の一つ、内地スーパーで安売りの際には、一袋10円、15円なんて時もありますが、ここ宮古島では70~150円くらいです。
野菜の一つとして見れば、高くはないと思いますが、移住者の間では、宮古島衝撃あるあるの一つとなっております(;'∀')
番外編
今の時代、ネットで商品を注文することは当たり前となってきました。
ここ宮古島にはスーパーや雑貨屋もありますし、日常生活を送る上では何一つ不自由はありませんが、やはり、選択肢は内地に比べると狭いですよね。
特に雑貨や服など買いたいときに思うのが、おしゃれなものがない!!ということです。
そんな時に便利なのがネット注文。そしてその際、同じ商品・値段なら送料無料のお店で注文しますよね。
「あ、このお店、今、キャンペーンで送料無料だって!ここで注文しよう!」
と、氏名、住所、注文内容…それぞれ入力して、いざ決定ボタンを押すと・・・!!
送料の欄、無料のはずが、
沖縄・離島を除く
たまに商品より送料の方が高くて驚くことがあります。ネット注文の際は、まずはショップの送料欄を詳細チェックすることをお忘れなくw
もやしに引き続き、本日の移住者衝撃あるある二つ目でした!